目次
「新商品の感想を聞きたいけれど、どんな質問をすればいいだろう?」
「選択肢に漏れがあると正しいデータが取れないけれど、自分で作るのは不安……」
アンケートを実施しようと思っても、いざ白紙の画面を前にすると、設問を考える作業には膨大な時間とエネルギーが必要です。
これまでのアンケート作成は、専門知識を学び、時間をかけて一から自力で作るのが「当たり前」でした。しかし、これからは「AIと一緒に作る」のが主流になってきています。
本記事では、アンケート作成の基本手順に触れつつ、GeminiやChatGPTを活用した設計方法や分析方法、また、弊社のWebアンケートツール「Surveroid」の新機能として「Survey Agent」というAI自動設問生成機能もご紹介します。
「選択肢に漏れがあると正しいデータが取れないけれど、自分で作るのは不安……」
アンケートを実施しようと思っても、いざ白紙の画面を前にすると、設問を考える作業には膨大な時間とエネルギーが必要です。
これまでのアンケート作成は、専門知識を学び、時間をかけて一から自力で作るのが「当たり前」でした。しかし、これからは「AIと一緒に作る」のが主流になってきています。
本記事では、アンケート作成の基本手順に触れつつ、GeminiやChatGPTを活用した設計方法や分析方法、また、弊社のWebアンケートツール「Surveroid」の新機能として「Survey Agent」というAI自動設問生成機能もご紹介します。

【準備編】アンケートの種類と目的を整理する
まず、定量調査と定性調査の特徴についてお話します。
目的によって、適した手法があります。
・定量調査(数値で傾向を把握)
「何人が満足したか?」「認知度は何%か?」など、結果を数値化して統計的に分析したい場合に向いています。Webアンケートの主流はこの形式です。
・定性調査(言葉で深掘り)
「なぜ不満なのか?」「具体的にどう改善してほしいか?」など、個別の深い意見がほしい場合に向いています。
目的によって、適した手法があります。
・定量調査(数値で傾向を把握)
「何人が満足したか?」「認知度は何%か?」など、結果を数値化して統計的に分析したい場合に向いています。Webアンケートの主流はこの形式です。
・定性調査(言葉で深掘り)
「なぜ不満なのか?」「具体的にどう改善してほしいか?」など、個別の深い意見がほしい場合に向いています。
失敗しないアンケート作成の5ステップ
アンケート作成には、王道の手順があります。この流れに沿うことで、データの精度がぐっと高まります。
1. 調査目的の明確化:
「誰に」「何を聞いて」「どう活用するか」のゴールを決めます。
2. ターゲット(対象者)の設定:
条件を絞り込むための「スクリーニング設問」も重要です。
3. 設問・選択肢の作成:
ここが最も時間がかかり、専門性が問われるフェーズです。
4. テスト:
配信前に自分で回答し、矛盾や回答しづらさがないか確認します。
5. 配信・回収・分析:
結果をもとに次のアクションへ繋げます。
1. 調査目的の明確化:
「誰に」「何を聞いて」「どう活用するか」のゴールを決めます。
2. ターゲット(対象者)の設定:
条件を絞り込むための「スクリーニング設問」も重要です。
3. 設問・選択肢の作成:
ここが最も時間がかかり、専門性が問われるフェーズです。
4. テスト:
配信前に自分で回答し、矛盾や回答しづらさがないか確認します。
5. 配信・回収・分析:
結果をもとに次のアクションへ繋げます。
代表的な質問形式
精度の高いデータを取るためには、質問の内容に合わせた「形式」選びが不可欠です。
| 回答形式 | 特徴・ポイント |
|---|---|
| 単一回答(SA) | 提示した選択肢の中から1つだけ選んでもらう形式。回答の比率を明確にしたい場合に最適です。 |
| 複数回答(MA) | 当てはまるものをすべて選んでもらう形式。選択肢の網羅性が重要で、「その他」の設置も必須です。 |
| マトリクス形式 | 複数の項目に対し、「満足〜不満」などの共通の尺度で一括評価してもらう効率的な形式です。 |
| 自由回答(FA) | 具体的な理由や意見をテキスト入力してもらう形式。数値化できないユーザーの本音を引き出せます。 |
陥りがちな「NG設問」
初心者がやってしまいがちな「回答者を迷わせる質問」は、データの信頼性を下げてしまいます。
AIで設計する際も以下の点には注意をしながら作成していきましょう。
・ダブルバーレル質問
「価格と味に満足しましたか?」のように、1つの設問で2つのことを聞くのはNGです。「価格には満足だが味は不満」という人が困ってしまいます。
・誘導尋問
「〇〇は便利だと思いますが、どう思いますか?」など、特定の回答を促すような聞き方は避け、中立な表現を心がけます。
AIで設計する際も以下の点には注意をしながら作成していきましょう。
・ダブルバーレル質問
「価格と味に満足しましたか?」のように、1つの設問で2つのことを聞くのはNGです。「価格には満足だが味は不満」という人が困ってしまいます。
・誘導尋問
「〇〇は便利だと思いますが、どう思いますか?」など、特定の回答を促すような聞き方は避け、中立な表現を心がけます。
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GeminiやChatGPTを活用した「調査設計」プロンプト例
最近では、GeminiやChatGPTなどの生成AIを「アンケート作成の相棒」として活用する手法が注目されています。自分で一から考えるよりも、AIにベースを作らせることで、網羅性の高い調査票が短時間で完成します。AIには「役割」と「目的」を明確に伝えるのがコツです。
業種別/調査内容別のプロンプト例
例① 飲食・店舗サービス:リピート意向調査
ChatGPTとGeminiで実際に出てきた回答が以下になります。
例② EC・物販:商品購入後の満足度調査
ChatGPTとGeminiで実際に出てきた回答が以下になります。
例③ B2B(法人向け):ITツール導入実態調査
ChatGPTとGeminiで実際に出てきた回答が以下になります。
内容に問題なければこのまま使用して良いですが、AIの良さは何度も指示を出しながらブラッシュアップしていくところでもあります。
設問文の言い回しや選択肢のラインナップなど修正が必要な部分はないか、必ず確認しましょう。
また、目的に立ち返り、不足している設問はないかも確認しましょう。
修正する際も色々なプロンプトが考えられますが、例えば、「Q1を複数選択にして、最大で3つまで選択するようにしたいです。」といった内容や、「Q2の設問文をもっと具体的、わかりやすく記載してください。」「Q3ではA社とB社の比較をしたいのでそのような設問内容と選択肢にしてください。」など、具体的に指示を出しながら修正していきましょう。
設問文の言い回しや選択肢のラインナップなど修正が必要な部分はないか、必ず確認しましょう。
また、目的に立ち返り、不足している設問はないかも確認しましょう。
修正する際も色々なプロンプトが考えられますが、例えば、「Q1を複数選択にして、最大で3つまで選択するようにしたいです。」といった内容や、「Q2の設問文をもっと具体的、わかりやすく記載してください。」「Q3ではA社とB社の比較をしたいのでそのような設問内容と選択肢にしてください。」など、具体的に指示を出しながら修正していきましょう。

回収したデータの「分析」もAIがサポート
アンケート回収後の集計・分析も、AIが得意とする領域です。例えば、以下のような活用が可能です。
・自由回答の要約
数百件あるテキスト回答をGeminiに読み込ませ、「最大5つのカテゴリに分けて」や「不満の共通点を3つにまとめて」と指示するだけで、瞬時に課題が浮き彫りになります。
・次のアクションの提案
集計結果の数値をAIに伝え、「リピート意向が低い原因を推測し、改善策を5つ提案して」と入力することで、施策のヒントが得られます。
次からは実際の調査データを使い、上記に挙げた自由回答の要約をAIにお願いをしたらどうなるのかを検証いたしました。
実際の調査結果データとも乖離ないのかも確認いたしました。
・自由回答の要約
数百件あるテキスト回答をGeminiに読み込ませ、「最大5つのカテゴリに分けて」や「不満の共通点を3つにまとめて」と指示するだけで、瞬時に課題が浮き彫りになります。
・次のアクションの提案
集計結果の数値をAIに伝え、「リピート意向が低い原因を推測し、改善策を5つ提案して」と入力することで、施策のヒントが得られます。
次からは実際の調査データを使い、上記に挙げた自由回答の要約をAIにお願いをしたらどうなるのかを検証いたしました。
実際の調査結果データとも乖離ないのかも確認いたしました。
実際の調査結果「令和に関するアンケート」
新元号「令和」が発表された際に、その認知度やそれに対する印象を調査しました。
その中で、「Q.新元号「令和(れいわ)」のイメージについて自由にご記入ください。」といった質問を設けており、50件の回答を得たので、それをAIがどのように要約するのか、今回はGeminiのみを使って確認したいと思います。
今回は「最大5つのカテゴリに分けて」といった指示をしてみました。
その中で、「Q.新元号「令和(れいわ)」のイメージについて自由にご記入ください。」といった質問を設けており、50件の回答を得たので、それをAIがどのように要約するのか、今回はGeminiのみを使って確認したいと思います。
今回は「最大5つのカテゴリに分けて」といった指示をしてみました。
▼実際の調査結果データ
上記のデータを見ると、様々な意見が出ていることが分かります。
また、自由記述である分、文章の途中で終わっている人や、変換ミス、適当な文字など、内容は多種多様です。
Geminiの分析結果はどうなったのでしょうか。結果としては以下となりました。
また、自由記述である分、文章の途中で終わっている人や、変換ミス、適当な文字など、内容は多種多様です。
Geminiの分析結果はどうなったのでしょうか。結果としては以下となりました。
実際に手で集計してみると以下のような結果に。
確かに、Geminiの出すカテゴリと同じようなカテゴリとなりましたが、「ポジティブ(平和、穏やか)」は5件、「漢字についての言及」は4件とそう多くはないので、これは独立したカテゴリにせずとも他の分類に入れてもよかったかもしれません。
AIには「5つのカテゴリ」と指示したので、それを忠実に守ってくれたことが見て取れます。
カテゴリ分けというのも様々な分類の仕方がありますので、目的に応じて変更する場合は、そういったこともAIに相談しながら修正していくのがおすすめです。
確かに、Geminiの出すカテゴリと同じようなカテゴリとなりましたが、「ポジティブ(平和、穏やか)」は5件、「漢字についての言及」は4件とそう多くはないので、これは独立したカテゴリにせずとも他の分類に入れてもよかったかもしれません。
AIには「5つのカテゴリ」と指示したので、それを忠実に守ってくれたことが見て取れます。
カテゴリ分けというのも様々な分類の仕方がありますので、目的に応じて変更する場合は、そういったこともAIに相談しながら修正していくのがおすすめです。
SurveroidのAI設問自動生成機能「SurveyAgent」がアンケート作成をお手伝い!
汎用的なAI(GeminiやChatGPT)でも十分に便利ですが、「プロンプトを考えるのが少し面倒」「アンケート画面への転記が手間」と感じることもあるはずです。
そこで、Surveroid(サーベロイド)に新しく実装されたのが、アンケート設計に特化したAIアシスタント「SurveyAgent」です。
・プロンプト不要の対話型UI
難しい指示(プロンプト)を考えなくても、「商品・サービス名」、「調査目的」、「データ活用方法」の3点を入力するだけで、初期仮説やリサーチの方向性を提案し、アンケート内容を自動生成します。
・ボタン一つで設問反映
AIが作った設問案をコピー&ペーストする必要はなく、そのままアンケート画面に流し込めるため、作業ミスを防ぎ、さらなる時短を実現します。
・アンケートのノウハウを備えたAI
一般的なAIよりも「リサーチの定石」に基づいた、設問作成を得意としています。
そこで、Surveroid(サーベロイド)に新しく実装されたのが、アンケート設計に特化したAIアシスタント「SurveyAgent」です。
・プロンプト不要の対話型UI
難しい指示(プロンプト)を考えなくても、「商品・サービス名」、「調査目的」、「データ活用方法」の3点を入力するだけで、初期仮説やリサーチの方向性を提案し、アンケート内容を自動生成します。
・ボタン一つで設問反映
AIが作った設問案をコピー&ペーストする必要はなく、そのままアンケート画面に流し込めるため、作業ミスを防ぎ、さらなる時短を実現します。
・アンケートのノウハウを備えたAI
一般的なAIよりも「リサーチの定石」に基づいた、設問作成を得意としています。
まとめ
アンケートの作り方のコツを知ることは大切ですが、そのすべてを自力でこなす必要はありません。
「ノウハウはAIに任せ、人間は意思決定に集中する。」
これが、これからのビジネスを加速させるために欠かせません。
Surveroidの「SurveyAgent」を活用して、あなたも意思決定のスピードを上昇させてみませんか?
「ノウハウはAIに任せ、人間は意思決定に集中する。」
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セルフ型ネットリサーチツール「Suveroid」のご紹介
「Surveroid(サーベロイド)」は、アンケート調査からインタビュー調査まで1つのツールで完結ができるセルフ型のリサーチサービスです。
『アンケートの作成~配信~集計』をご自身で実施することができ、プロの調査会社も使う集計ツールは無料でご利用いただけます。
今回ご紹介した「有意差検定」も簡単に実施いただけます。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
◆こんな方におすすめ◆
・自社でスピーディーに調査を行いたい
・調査後もしっかり分析したい
・定量・定性の両方を低コストで試したい
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今回ご紹介した「有意差検定」も簡単に実施いただけます。
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◆こんな方におすすめ◆
・自社でスピーディーに調査を行いたい
・調査後もしっかり分析したい
・定量・定性の両方を低コストで試したい
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