アンケートを作成する際に、モニターへの配慮の気持ちや、聞きたいことに答えてくれるだろうという思い込みから、設問文がやたらと丁寧な言い回しで長くなってしまったり、逆に親切でない文章になってしまい、モニターが回答しづらくなっていないでしょうか。
本記事では、アンケートの設問文を作成する際のコツをご紹介します。
本記事では、アンケートの設問文を作成する際のコツをご紹介します。
設問文はとにかく分かりやすく簡潔に
設問文はシンプルかつ伝わりやすい文章にすることを心がけましょう。
よくあるもったいない書き方として、以下のようなものになります。
〇あなたは毎日朝食を食べますか。
×あなたは毎日朝食を食べますでしょうか?お答えいただけると幸いです。
〇あなたが1週間以内に食べた朝食のメニューで最も多いものをお答えください。
×あなたが食べた朝食のメニューで最も多いものをお答えください。
最初に挙げたものは、やたらと丁寧すぎる設問文例になります。
丁寧すぎる表現はそれだけで設問文が長くなり、回答者に不自然な印象を与えかねません。
極力設問文は簡潔なものにしてください。
次に挙げたものは、モニターにとって親切でない設問文の例になります。
ダメな例はどこからどこまでの期間なのか、今日の朝食なのか、いつのものを聞かれているのかが分かりません。
このような設問文はモニターが困惑してしまう結果に繋がりますので、避けましょう。
よくあるもったいない書き方として、以下のようなものになります。
〇あなたは毎日朝食を食べますか。
×あなたは毎日朝食を食べますでしょうか?お答えいただけると幸いです。
〇あなたが1週間以内に食べた朝食のメニューで最も多いものをお答えください。
×あなたが食べた朝食のメニューで最も多いものをお答えください。
最初に挙げたものは、やたらと丁寧すぎる設問文例になります。
丁寧すぎる表現はそれだけで設問文が長くなり、回答者に不自然な印象を与えかねません。
極力設問文は簡潔なものにしてください。
次に挙げたものは、モニターにとって親切でない設問文の例になります。
ダメな例はどこからどこまでの期間なのか、今日の朝食なのか、いつのものを聞かれているのかが分かりません。
このような設問文はモニターが困惑してしまう結果に繋がりますので、避けましょう。
設問文で誘導的な言い回しはご法度!
アンケートを作成する際、広く意見を聞いてみたいという気持ちがマーケターにはあると思います。
ただその気持ちの中に少なからず「こういうデータが取れたらより良いけどな。」という想いを持つ方も少なくないでしょう。
そういったときに一番気を付けなければならないのが、誘導的な設問文になってしまうことです。
〇この商品パッケージについてどう思いますか。
×この商品パッケージを見て、良い商品だと思いますか。
〇商品Aと商品Bを比べてどちらを買いたいと思いますか。
×商品Aと商品Aより少し高い商品Bのどちらを買いたいと思いますか。
2番目の方は露骨な表現になっていますが、最初の方も“良い商品であると言ってほしいバイアスがかかってしまっています。
これらの誘導的な設問文は適当な回答を得られなくなってしまうので絶対に避けましょう。
ただその気持ちの中に少なからず「こういうデータが取れたらより良いけどな。」という想いを持つ方も少なくないでしょう。
そういったときに一番気を付けなければならないのが、誘導的な設問文になってしまうことです。
〇この商品パッケージについてどう思いますか。
×この商品パッケージを見て、良い商品だと思いますか。
〇商品Aと商品Bを比べてどちらを買いたいと思いますか。
×商品Aと商品Aより少し高い商品Bのどちらを買いたいと思いますか。
2番目の方は露骨な表現になっていますが、最初の方も“良い商品であると言ってほしいバイアスがかかってしまっています。
これらの誘導的な設問文は適当な回答を得られなくなってしまうので絶対に避けましょう。
業界用語や専門用語は入れない
業界用語や専門用語はその意味が必ずしも広く知られているとは限りません。
社内や業界ではよく使われている言葉であっても、回答するモニターが正しくその用語の意味を知っているわけではありませんので、意味を取り違えた回答となってしまったりしてしまいます。
アンケートの作成時には極力平易な表現を用いて、どうしても専門用語等を使わざるを得ない場合にはしっかりと用語の解説を行い、意味の認識に齟齬が発生しないようにしてください。
また名称の略語を使うことも避けるべきと言われています。
有名な単語で言うと、スマホやスーパー、コンビニなどが該当しますが、スマートフォン、スーパーマーケット、コンビニエンスストアというように、略語ではなく正規な名称を使うようにしましょう。
その他、設問の作成順や設問文のの注意点、設問タイプに因る注意点などは「WEBアンケートを作成するときのポイントって?」で紹介してあります。こちらの記事もぜひ読んでみてください。
社内や業界ではよく使われている言葉であっても、回答するモニターが正しくその用語の意味を知っているわけではありませんので、意味を取り違えた回答となってしまったりしてしまいます。
アンケートの作成時には極力平易な表現を用いて、どうしても専門用語等を使わざるを得ない場合にはしっかりと用語の解説を行い、意味の認識に齟齬が発生しないようにしてください。
また名称の略語を使うことも避けるべきと言われています。
有名な単語で言うと、スマホやスーパー、コンビニなどが該当しますが、スマートフォン、スーパーマーケット、コンビニエンスストアというように、略語ではなく正規な名称を使うようにしましょう。
その他、設問の作成順や設問文のの注意点、設問タイプに因る注意点などは「WEBアンケートを作成するときのポイントって?」で紹介してあります。こちらの記事もぜひ読んでみてください。
設問文以外にも気をつけるべきお作法がある
本記事で解説した設問文以外においても、アンケートでは気を付けるべきお作法がいくつかあります。良いアンケート設問を作るためのお作法をまとめた資料は下記から無料配布しています。理想的な設問順や、タイトルのつけ方など知っているだけでアンケートのクオリティが上がること間違いなし!ぜひダウンロードしてご覧ください。
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