2022年6月30日 更新

WEBリサーチを行うときの適切な設問数ってどのくらい?

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そもそもなんで適切な設問数が問われているのか?

日本マーケティング・リサーチ協会が発表しているインターネット調査品質ガイドラインでは、インターネット調査の基本方針として、

「1.調査協力者を大切にする」
「2.調査協力しやすい調査票を設計する 」
「3.時代に応じたインターネット調査を実施する」

という3項目が掲げられており、この「1.調査協力者を大切にする」には次の3つのポイントを押さえることが重要とされています。

①調査協力者あってのインターネット調査であることを理解する。
② 調査協力者のプライバシーに配慮する
③ 回答負荷を意識した謝礼の支払いを心がける

詳しくは同協会が公表しているガイドラインを参照していただきたいが、やはり調査において欠かせないものは調査協力者であり、彼ら無くして調査は成立せず、だからこそ常に感謝の気持ちを忘れてはならないとしています。

専門家からの視点は上記のものになりますが、自分でリサーチを行うにあたり、特に初心者の場合はやっぱり何かのガイドラインに沿って作っていきたいというのが本音だろうと考えます。

適切な設問数はどのくらい?

一般的に適切な設問数は20問前後とされています。
設問数は少ないに越したことはないのですが、なぜ20問前後になるのか?という疑問が生じてくるかと思います。
これは回答者のモチベーションが低下しはじめるのが20問前後とされており、回答意欲が低下してしまうと質の良い調査結果が得られなくなってしまうという、本末転倒の状態に陥ってしまいます。

また設問数だけでなく、回答にかかる時間も質に影響すると言われており、目安としては10分以内に回答できるものが推奨されているようです。
これは回答者へのアンケートで、回答協力者が協力したくないと思うときを聞いた際に「アンケートが長く、回答に時間がかかるとき」という項目が41.2%と最も高い数値を出しています。(※インターネット調査ガイドライン)
このような声がある中で、上に示した「調査協力者を大切にする」という基本方針に立ち返った時、わざと協力者が嫌がることを進んで行うことは、やはり推奨されることではないと理解できるかと思います。

でもやっぱりいろいろ知りたいと思ったときはどうしたらいい?

やはりリサーチを行う理由は“知りたいから”という想いがあるからだと思います。
その想いが強すぎて、適切な結果が得られなければ本末転倒なのは前述の通りです。
それでもいろいろ聞きたくなってしまうとき、“知りたい”の先にある本来の目的を明確にしておくと良いでしょう。

本来のリサーチ目的は“知った結果を分析して、次のアクションを起こす”ことだと思います。
リサーチは次のアクションを起こす手段にすぎず、調査自体が目的となってしまえば、せっかく蓄積されたデータや結果を駆使することに注力できなくなってしまう方も出てきてしまうと思います。
次のアクションへの参考にならない要素や分析がやりづらくなる要素は極力そぎ落として、シンプルにしていくことが自身や事業のためとなるはずと考えられます。

自身にも協力者にもストレスがかからないリサーチこそが、質の良いリサーチであり、今後の役に立つものではないでしょうか?
適切な設問数WEBリサーチで判明した結果を基に、次のアクションを適切なものにしてくだい。
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栗田(MRJ副編集長) 栗田(MRJ副編集長)
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