セミナーアンケートの作り方を徹底解説!サンプルもご紹介

21 2022.10

マーケティング

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セミナーアンケートを行う目的

自社でセミナーなどを開催した際にアンケートを取ることはマーケティング、営業戦略上、重要な施策だと言えるでしょう。ただ、実施したアンケート調査はその後の戦略を考えるために活用しなければならず、ただ実施するだけでは意味がありません。
その後に活用するためには、アンケートを取る理由と目的を明確にする必要があります。ここでは主に3つの目的を紹介していきます。

見込み客の情報収集

見込み客を収集するためのアンケートを実施する際には、その後のアプローチを行うために、見込み客の個人情報を記載してもらうことが必須となります。獲得じた個人情報に対して、継続的にアプローチを行うことで信頼関係を高めていき、顧客となってもらう最終的な目標を達成できるようにします。
アンケートを実施する際には、名前や電話番号、メールアドレスの記載を必須としてアンケートを作成するようにしましょう。

新しいビジネスチャンスにつなげる

セミナーにおいてアンケートを実施する際、設問項目によっては顧客の新しい課題やニーズを発見することもできます。セミナー参加者の課題やニーズを俯瞰して観察することで、新しくどのようなサービスやプロダクトを開発していったら良いのかを発見できたり、顧客も気付いていないような課題を発見できるようになる可能性があります。
このように新しいビジネスチャンスをアンケートから発見することで、顧客をナーチャリングさせたり、新規の顧客を獲得することにもつながります。

「お客様の声」を収集する

セミナー参加者の声を収集し、開催予告のホームページやDMに内容を掲載することで、以降に実施するセミナーへの参加率に影響してきます。実際に参加者の声を掲載することで、セミナー自体の信頼度が高まったり、参加への意欲が高まるなど、多くのメリットを受けられる可能性が考えられます。
このように収集した声を掲載する際には、事前に掲載許可をもらう必要があります。掲載許可をもらった上で、顔写真や氏名などの情報とともに掲載することで、より一層の信頼感を生み出すことができます。

セミナーアンケートで聞くべき基本項目

アンケートの効果を高めるために必ず聞いておきたい項目が5つあります。その5つの項目と、それらを聞く狙いをご紹介します。

基本情報

基本情報とは、氏名電話番号、メールアドレスなどの個人情報に加えて、会社名や役職など、個人に付帯する情報になります。
個人情報はもちろんとして、会社名や役職などをヒアリングすることで、ターゲットとする企業の研究や、誰をメインにアプローチするべきかといった、その後の戦略に活かすことができます。

セミナーを知った経緯

セミナーを知った経緯を知ることができれば、その告知方法や形式について改善をすることが出来るようになります。また、より効果的な告知方法などを検討することが出来るようになり、より多くの顧客と繋がれるようになるかもしれません。

セミナーに参加した理由

セミナーに参加した理由を聞くことで、顧客の持つ課題や潜在的なニーズなどを洗い出すことができます。収集したそれらの情報を俯瞰して観察することで、新しいサービスやプロダクトの開発につなげることも出来るようになります。

セミナーの満足度

セミナーの満足度を聞くことで、顧客のニーズを満たすことが出来たかを計ることが出来ます。これらを計ることでセミナー自体の内容を改善したり、今後の運営をどのようにしたらよいのかのヒントを得ることが出来るようになります。

セミナーの感想

セミナーの感想を聞くことで、セミナーの内容と顧客の課題感にずれがなかったか、課題を解決することに繋がったか、今後どのようなサポートや提案が必要なのかを見極めることが出来るようになります。

見込み獲得・商談につなげるための質問例

セミナーを実施した後に、顧客いアプローチをしたい場合は以下のような質問項目を設置することが効果的と考えられます。

“セミナーで紹介したサービスないしプロダクトに興味は湧きましたか?”
“セミナーの内容は課題解決に役立ちましたか?”
“セミナーの内容で解決出来なかった課題はありますか?”
“セミナーの内容でより深く知りたい項目などはありましたか?”
“貴社のお困りごとや弊社がお力になれそうなことなどをお教えください。”


これらの設問項目を設置することで、セミナー参加者の課題を浮き彫りにし、その後に適切なアプローチを行うことが出来るようになります。

セミナーを改善するための質問例

セミナー自体を改善させるためには以下のような設問項目を設置することが効果的と考えられます。

“セミナーの内容を分かりやすかったですか?”
“セミナーの内容を参考になりましたか?”
“今後はどのような内容のセミナーに参加されたいですか?”
“講師の話は聞き取りやすかったですか?”
“配布資料は分かりやすかったですか?”


これらのセミナーの内容が課題解決に貢献したか?どのように貢献したか?のコンテンツの設問や、セミナー自体の運営に関わる設問項目を設置することで、以後のセミナーを改善させるヒントを得ることが出来るようになります。

セミナーアンケート作成の4つのポイント

アンケートを作成する際には、いくつかの抑えるべきポイントがあります。以下ではそのうち4つのポイントをご紹介します。

重要な質問は前半に入れる

アンケートは総じて後半に行けば行くほど、回答率が悪くなったり、回答の質が落ちていくものとなっています。アンケートはその目的において重要な設問項目ほど、高い位置に設置しておくことが推奨されています。

具体的な質問にする

設問内容は具体的にしておく必要があります。設問文が抽象的になっていると、回答者ごとにその解釈にズレが生じてしまったり、狙った意見を回収することが出来なくなってしまうなどの弊害が生じてしまいます。また、具体的かつ簡潔な設問文にすることも重要で、設問文の解釈にズレを生じさせないために重要と言えるでしょう。

選択形式の設問をメインに作成する

設問は記述式のものが多くなると、回答者は記入項目が多くなり、少なくないストレスを抱えることになります。これは回答の質の悪化を招きかねないことになりますので、設問はチェックボックスやラジオボタンで回答できるようにするなどの、選択形式の設問にすることをオススメします。

プライバシーポリシーを開示する

アンケートで個人情報を収集し、収集した個人情報をその後のアプローチに利用したり、収集した声をホームページなどで開示する際には、必ずプライバシーポリシーを開示する必要があります。アンケート実施の目的と、個人情報収集の目的を明示するようにしてください。

セミナーアンケートのサンプル

セミナーアンケートのサンプルは以下に公開しています。
コチラのリンクよりご確認ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実施したセミナーでアンケートを取ることはその後の戦略に重要な施策と言えるでしょう。
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