コロナウイルス感染予防以外にも様々な理由でマスクを着けたい人が7割

28 2023.07

自主調査

自主調査について

調査概要

【マスク着用意向に関する意識調査】
調査実施会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ
実施期間:2023年2月22日(水)~2023年2月23日(木)
対象者:15~84歳/男女/全国
有効回答数:600人
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツールSurveroidを利用)

データの無料提供

今回調査したデータは無料配布を行っております。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお、本調査を転載・ご利用の際は、『セルフ型アンケートツール「Surveroid(https://surveroid.jp/)調べ』の記載をお願いいたします。
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調査結果のまとめ

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今後もマスクを着用したいと思う人は7割、性別・年代問わず着用したいが多数派

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マスクの着用について、「常に着用したい」「できるだけ着用したい」と回答した人が70.5%という結果になり、今後もマスクを着用し続けたいが多数派となりました。
また、男性に比べ女性の方が少々着用意向が高いものの、年代問わず半数以上がマスクを着用したいという結果になりました。

マスクを着用したい理由は「習慣化しているから」がトップ

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マスクを着用したいと回答した人にその理由を聞いたところ、「マスクが習慣化しているから(61.7%)」が最も多く、次いで「コロナウイルスの感染予防のため(53.4%)」、「コロナウイルス以外(花粉や風邪)の感染予防のため(40.2%)」という結果になり、予防のためより習慣になっているから着用したいと思っている人が多いことがわかりました。

マスクを外したい理由は「息苦しいから」がトップ

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マスクを外したいと回答した人にその理由を聞いたところ、「息苦しいから(61.7%)」が最も多く、次いで「マスクの着脱が面倒くさいから(31.6%)」、「コロナ以外のように生活したいから(29.9%)」という結果になりました。

マスクを着用したい人の6割が「周囲の人にもマスクを着用して欲しい」

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3月13日からはマスク着用が「個人の判断」となることを踏まえ、マスクを着用したいと回答した人に自分以外(周囲の人)のマスク着用について聞いたところ、6割の人が周囲の人にもマスクをしてほしいと思っていることがわかりました。
マスクの着用義務はないものの、周囲の人にもマスクを着用して欲しいと思う理由を自由回答形式で聞いてみると、以下のような回答がありました。

・その人の影響で自分が感染するのが嫌だから。(10代男性)
・まだコロナは収束していないから。(20代男性)
・医療体制・治療薬が確立されていないため。(30代男性)
・感染リスクがあることに変わりはないから(40代男性)
・完全に収束するまでは感染対策をし続けて欲しいから(50代男性)
・やっぱりコロナで重症化して亡くなっている方もまだまだたくさんいて、今まで積み重ねてきたものを崩す感じがして不快に感じる。(20代女性)
・マスクをつけていない人が近くにいると抵抗を感じるし、話しかけてほしくないと思ってしまうから(30代女性)
・人が多くいる屋内などは着用してほしいが、個人の自由なので、自分が着用するなどして工夫したい(50代女性)
・場所柄をわきまえて判断して欲しい。3密の環境ではマスクを外して欲しくない。(70代女性)

流行から3年経った現在もコロナウイルスへの根強い不安が継続しているようです。

マスク着用意向有者、マスク非着用者に対するイメージはネガティブ

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マスクを外している人に対する印象を聞いてみたところ、マスクの着用意向がある人の57%が印象が悪くなるという結果になりました。反対にマスクを外したいと思っている人は「何とも思わない」が6割以上を占めており、差が顕著に表れる結果となりました。

マスクを着用しなくても良いと思う割合は増加傾向

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屋内外の各シーンにおいて、マスクを着用しなくても良いと思っている人の割合は、昨年5月のデータと比較すると増加傾向にありました。
今年2月のデータは、人との距離が2メートル以上離れている場所において「マスクを着用しなくても良いと思う」が多数派となりましたが、外しても良いと思っている人を含め7~9割が今後もマスクを着用するだろうと回答する結果となりました。

屋内では引き続きマスクを着用する傾向に

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また、屋内の各場所にて着用しなくても良いと思う場所のトップは「理美容室(41.5%)」、次いで「飲食店入室時(37.0%)」、「コンビニ(36.7%)という結果になりました。
上述のように、マスクを着用しなくても良いと思っている人が昨年よりも増えており「個人の自由でマスクを外していても問題ない」と回答した人にその理由について聞いてみると以下のような回答がありました。

・他の人の行動まで制限できないから。(10代男性)
・個人判断なので他人が付けてようが外してようが特に批判する理由がない(20代男性)
・コロナウイルスの脅威も落ち着いたから(30代男性)
・そういう方針になっているので(40代男性)
・コロナはインフルエンザと同じようなものだから。(50代男性)
・場所等を考えれば問題点無いと思う(60代男性)
・マスクをすることでデメリットが多い人もいるから。(20代女性)
・押し付けるものではないと思うから。着けたくない人は無理する必要はない。(40代女性)
・不安もありますが、そういう時は自分がマスクをしていればいいと思うので。(50代女性)


マスク着用は「自己責任」「個人の自由」「制限できるものではない」といった回答が全体的に多く、人が密集する場所や換気が悪い場所では着用するという回答も見られました。

所感

生活者の意識としては、昨年よりもマスクを外して良いと思っている人は増えているものの、今後もマスクが必要だと感じている人が多いことがわかりました。完全にマスク無しの生活を送るのはまだ先になりそうですが、自由回答にも見られたようにTPOに合わせて適切なマスクの着脱を心掛けることで不安に思う人も減り、マスクの必要ない場面では外しやすくなっていくのではないでしょうか。
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