22年度新入社員に聞いた!理想の先輩と働き方を徹底調査

05 2024.12

自主調査

はじめに

株式会社マーケティングアプリケーションズが提供するセルフ型アンケートツール「Surveroid(サーベロイド)」を使って、今年新社会人になる人を対象に「理想の先輩と働き方」に関する調査を実施しました。

調査対象:18歳~25歳の男女の今年新社会人
サンプル数:300名
調査期間:2022年3月9日(水)~11日(金)

こちらの調査結果は無料で配布しておりますので、ご希望の方は下記フォームより「ホワイトデーの意識調査データが欲しい」旨と併せてお問い合わせ下さい。

調査内容

今回は今年の新社会人を4つの性格タイプに分類。性格タイプごとに同じアンケートに回答してもらいました。
この動画では、そのアンケートの回答結果を発表していきます。
この結果で性格タイプごとの今年の新社会人の皆さんの特徴が分かるかもしれません。

それではまず、新社会人の4つの性格タイプからご紹介していきます。
ぜひあなたの身近にいる新社会人を思い浮かべながらご覧ください。
1.自分の意思を相手に伝え、自分の感情も表に出す「ムードメーカータイプ」
2.自分の考えを相手に伝えるものの、感情は出さない「委員長タイプ」
3自分の考えは相手に伝えないが、感情は表に出やすい「メンバータイプ」
4.自分の考えは相手に伝えず、感情も出さない「一匹狼タイプ」

いかがでしたか?以上が性格4タイプです。続いてはいよいよ、アンケートの回答結果を発表していきます。

【性格診断】あなたはどのタイプ?今年の新社会人の性格タイプ別に「理想の上司」を聞いてみた。

「褒められて伸びるタイプ」が半数以上

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(第1問)
今年の新社会人に聞きました!あなたは【褒められて伸びるタイプ?/厳しく指導されて伸びるタイプ?】
全てのタイプで「褒められて伸びるタイプ」が圧倒的に票を集めています。
基本的には「褒めて伸ばす」を心がけると良さそうです。

プライベートは干渉して欲しくない人が6割

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(第2問)
今年の新社会人に聞きました!理想の先輩は【プライベートでも関わる先輩?/プライベートは干渉しない先輩?】
全てのタイプで「プライベートは干渉しない先輩」が良いという結果になりました。
基本的には「プライベートは干渉しない」を意識した方が良さそうです。

仕事の指導方法はタイプごとに差分はなく半々の結果に

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(第3問)
今年の新社会人に聞きました!理想の先輩は【仕事を思い通りにさせてくれる/?仕事内容を指示してくれる?】
AとBに分かれましたが、どの性格タイプもAとBの両方に一定数の支持がありました。
基本的には相手によって対応を変えるのが良さそうです。

教育方針についても意見が分かれる結果に

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(第4問)
今年の新社会人に聞きました!理想の先輩【自分の働き方を見せてくれる?/丁寧な教育をしてくれる?】
AとBに分かれましたが、どの性格タイプもAとBの両方に一定数の支持がありました。
基本的には相手によって対応を変えるのが良さそうです。

部下の意見を聞いてくれる先輩が支持される結果に

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(第5問)
今年の新社会人に聞きました!理想の先輩【部下の意見を聞いてくれる?/自分(先輩)の考えを言ってくれる?】
「ムードメーカータイプ」「委員長タイプ」は、圧倒的にAを支持しています。
基本的に、その2タイプに対しては日頃から意見を聞くように心がけるのが良さそうです。

「安定した収入」の次に「自己成長できること」が期待されている結果に

今回の調査では今年度入社の新入社員300名にアンケートを行いました。その中で入社する会社の社員数の規模によって、新入社員が会社に何を求めているかを「自己成長が出来ること」「業務で必要な専門スキルの習得」「パソコンスキルの習得」「新事業に携わること」「充実した教育・研修体制」「人間関係が良好なこと」「安定した収入」「昇給・昇格」「残業が少ない」「市場価値が上がるような経験を積むこと」「その他」「特になし」の項目で調査を実施しました。
すると、社員数が50名~100名未満の会社に入社する新入社員は「自己成長が出来ること」への比重が54.2%他の新入社員に比べて高く1,000名以上の会社に入社する新入社員は「安定した収入」が64.1%と突出する結果となりました。
会社規模別新入社員が期待すること ※複数回答

会社規模別新入社員が期待すること ※複数回答

新入社員の約6割が仕事内容を指示して欲しい

入社する会社の社員数の規模によって、「仕事を思い通りにさせてくれる先輩が理想」か「仕事内容を指示してくれる先輩が理想」かという質問に対して、1,000名以上の会社に入社する新入社員の57.8%が「仕事内容を指示してくれる先輩」が良いと回答し、最も差が開いた結果となりました。
また全体でみると49:51とそれほど差が見えないように見て取れますが、100~1,000名未満の会社に入社する新入社員は「仕事を思い通りにさせてくれる先輩」が過半数を超えるのに対し、1,000名以上になった途端に逆転するという現象が確認されました。
A:仕事を思い通りにさせてくれる B:仕事内容を指示し...

A:仕事を思い通りにさせてくれる B:仕事内容を指示してくれる

会社規模によって先輩とのかかわり方が異なる結果に

入社する会社の社員数の規模によって、「仲間的な付き合い方をしてくれる先輩が理想」か「ビジネス的な付き合い方をしてくれる先輩が理想」かという質問に対して、1000名未満の会社入社する新入社員はその規模を問わず「仲間的な付き合い方をしてくれる先輩が理想」と答えた人が6割を超えるのに対して、1,000名以上の会社に入社する新入社員は5割5分を下回る結果となりました。1,000名以上の大企業に入社する新入社員は、あまり踏み込んだ人間関係を望んでいないのかもしれません。
A:仲間的な付き合い方をしてくれる B:ビジネス的な付...

A:仲間的な付き合い方をしてくれる B:ビジネス的な付き合い方をしてくれる

新入社員が思う理想の先輩1位は「HIKAKIN」

新入社員300名に理想の先輩としてイメージされる著名人をFA形式で回答してもらいました。単純集計の結果としてアスリートのイチローとYouTuberのHIKAKINが同率首位になるなど、Z世代の特徴とも思われる傾向が見られました。またテレビ番組でMCを担当している芸能人やTVドラマで主役を担っている俳優など、接触するコンテンツで主役となっている著名人がランクインする結果となりました。
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新入社員が思う理想の先輩はどのようなタイプ?

今回の調査で理想の先輩としてトップ10にランクインした著名人をX軸を「周囲に対して円満」か「孤高の存在」であるか、Y軸を「奉仕型」か「リーダー型」かでプロットし、その傾向を探りました。
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結果はその人によってそれぞれとなりますが、それぞれの数値が高い著名人がトップ10にランクインしたことが見受けられました。

まとめ

今回の調査結果として、新入社員個人の性格や、入社する会社の規模によって、先輩社員にことなるものを求めている傾向があることを読み取ることが出来ました。“Z世代の新入社員”“イマドキのワカモノ”といった画一的な見方をするのではなく、個人に寄り添って会社の戦力として育てることが重要と言える結果なのではないでしょうか。

調査データの無料配布

今回の調査データは無料で配布しております。ご希望の方は下記フォームより「新入社員の意識調査データが欲しい」旨と併せてお問い合わせ下さい。

ネットリサーチならサーベロイド

株式会社マーケティングアプリケーションズが運営するセルフ型アンケートツール「Surveroid(サーベロイド)」は日本全国600万人の調査パネルにアンケートを配信、回収、分析まで出来るセルフ型ネットリサーチツールです。
本記事で紹介したような気になるターゲットに向けた調査をご自身で実施いただくことができます。アンケート自体も簡単操作で作ることができますので、ぜひターゲットの声を聴いて意思決定にお役立てください。

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