3 アンケート結果の集計・分析ツール
前回に引き続き、グラフの種類を紹介します。
グラフのいろいろ(円グラフの仲間)
円グラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=pie+chart は、単一回答(SA)の結果にとてもよく使われます。実は、円の部分の面積というのは、単純な大小関係をみるには少し視認しづらいものなのですが、その形はパイやケーキを取り分けるときの比喩になっており、全体に占めるシェアをおおよそ把握するには適したグラフです。
ドーナツグラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=doughnut+chart は、円グラフの真ん中を丸くくりぬいたもので、この部分に集計のベースやn数などを表記することが多いです。円グラフの中央部分を情報伝達に効果的に使えるので、アンケートデータのグラフ化では円グラフよりも使用頻度が高いかもしれません。
円グラフのカテゴリーを併合する、または中分類がある場合などに、二重円グラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=multi-level+pie+chart を使うことがあります。あまり図が複雑になると効果がなくなることもあるのですが、うまく使えばとても情報伝達力のあるグラフになります。
サンキー・ダイアグラム https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=sankey+diagram は、グラフ作成ソフトの普及により最近見ることの多くなったグラフの形式です。流出/流入といった関係を表現するのに便利な図で、広く言えば円グラフの仲間といえると思います。
ドーナツグラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=doughnut+chart は、円グラフの真ん中を丸くくりぬいたもので、この部分に集計のベースやn数などを表記することが多いです。円グラフの中央部分を情報伝達に効果的に使えるので、アンケートデータのグラフ化では円グラフよりも使用頻度が高いかもしれません。
円グラフのカテゴリーを併合する、または中分類がある場合などに、二重円グラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=multi-level+pie+chart を使うことがあります。あまり図が複雑になると効果がなくなることもあるのですが、うまく使えばとても情報伝達力のあるグラフになります。
サンキー・ダイアグラム https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=sankey+diagram は、グラフ作成ソフトの普及により最近見ることの多くなったグラフの形式です。流出/流入といった関係を表現するのに便利な図で、広く言えば円グラフの仲間といえると思います。
グラフのいろいろ(散布図の仲間)
散布図 https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=scatter+plot は2つの変数の関係を見るのに適したグラフです。変数は、2つとも数量になります。
ドットプロット https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=dot+plot
は散布図のより単純なものといえ、一方の軸が数量ではなくカテゴリーの場合に使えます。アンケートデータの表現では使う機会がよくあります。
バブルチャート https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=bubble+chart は、散布図やドットプロットの点(ドット)に大きさを持たせた円とすることで、表現する数量変数をもう一つ増やすことができます。
また、バブルチャートの別の利用法として、複数回答(MA)のマトリクス設問やクロス集計表の表現として使うことができます。これらは、ふつうは複数の棒グラフで表現されるのですが、棒グラフだと数値を比較する方向が縦か横のどちらかにどうしてもなってしまいます。棒グラフでなく、円のサイズで大きさを表現するバブルチャートを使うと、縦横どちらにも(場合によっては斜め方向にも)視線が動くグラフになります。
ドットプロット https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=dot+plot
は散布図のより単純なものといえ、一方の軸が数量ではなくカテゴリーの場合に使えます。アンケートデータの表現では使う機会がよくあります。
バブルチャート https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=bubble+chart は、散布図やドットプロットの点(ドット)に大きさを持たせた円とすることで、表現する数量変数をもう一つ増やすことができます。
また、バブルチャートの別の利用法として、複数回答(MA)のマトリクス設問やクロス集計表の表現として使うことができます。これらは、ふつうは複数の棒グラフで表現されるのですが、棒グラフだと数値を比較する方向が縦か横のどちらかにどうしてもなってしまいます。棒グラフでなく、円のサイズで大きさを表現するバブルチャートを使うと、縦横どちらにも(場合によっては斜め方向にも)視線が動くグラフになります。
折れ線グラフ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=line+chart は変化、特に時系列変化を示すのに適したグラフです。
折れ線グラフは、散布図やドットプロット中に含まれている系列を線でつなげたものと考えると、いろいろと応用が考えられます。(例:https://nickredfern.files.wordpress.com/2011/11/bfif1.png)
レーダーチャート https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=radar+chart もアンケートデータにはよく使われる、折れ線グラフの仲間といえるでしょう。
折れ線グラフは、散布図やドットプロット中に含まれている系列を線でつなげたものと考えると、いろいろと応用が考えられます。(例:https://nickredfern.files.wordpress.com/2011/11/bfif1.png)
レーダーチャート https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=radar+chart もアンケートデータにはよく使われる、折れ線グラフの仲間といえるでしょう。
グラフのいろいろ(その他)
最後にその他のグラフをいくつかご紹介します。色温度の高低(グラデーション)で、数値の大小を表現するのがヒートマップ https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=heat+map です。
カラースケール表 https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=highlight+table は集計表の色付けです。Excelでは「条件付き書式>カラースケール」で簡単に作成できるので、アンケート集計結果の表現にしばしば使われます。
コロプレス図(地図グラフ) https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=choropleth+map は、地域別集計結果の表現で、地図を色で塗分けます。ヒートマップのような色温度での表現をすることも多いです。
ワードクラウド https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=word+cloud は自由回答(FA)のグラフ化です。回答によく出てきた言葉を大きいサイズで表します。しばしば、回答を単語に分解(形態素解析)→単語の原型に変換→品詞を名詞や形容詞などに限定、といったプロセスで言葉を絞り込み、ワードクラウドによって表現します。
これらのグラフの多くはExcelで工夫すれば作成できますが、一部はExcelの機能を超えます。プログラミングに抵抗がない方は、Rのggplot2やgganimate、pythonのseabornといったライブラリを試してみてください、より簡単に、綺麗なグラフやアニメーショングラフなどが作れて表現力が広がると思います。
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カラースケール表 https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=highlight+table は集計表の色付けです。Excelでは「条件付き書式>カラースケール」で簡単に作成できるので、アンケート集計結果の表現にしばしば使われます。
コロプレス図(地図グラフ) https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=choropleth+map は、地域別集計結果の表現で、地図を色で塗分けます。ヒートマップのような色温度での表現をすることも多いです。
ワードクラウド https://www.google.com/search?source=univ&tbm=isch&q=word+cloud は自由回答(FA)のグラフ化です。回答によく出てきた言葉を大きいサイズで表します。しばしば、回答を単語に分解(形態素解析)→単語の原型に変換→品詞を名詞や形容詞などに限定、といったプロセスで言葉を絞り込み、ワードクラウドによって表現します。
これらのグラフの多くはExcelで工夫すれば作成できますが、一部はExcelの機能を超えます。プログラミングに抵抗がない方は、Rのggplot2やgganimate、pythonのseabornといったライブラリを試してみてください、より簡単に、綺麗なグラフやアニメーショングラフなどが作れて表現力が広がると思います。
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