2021年10月1日 更新

アンケートの作り方や作成時の注意点を解説

アンケートの作成方法

アンケートを作成する際、効果的な回答を得るために重要な流れがあります。
STEP1:調査の目的を明確にする
STEP2:調査の対象を決める
STEP3:アンケートの集計期間、方法を決める
STEP4:アンケートの設問を作成する
STEP5:アンケートを作成する

この流れを前後してしまうと、途中でやり直したり、効果的なアンケートを回収することが出来なくなってしまうため、上記の流れを踏むことが重要になります。

STEP1:調査の目的を明確にする

先ずはなぜアンケートを行うのかを明確にします。​アンケートは回収して終わりではなく、その後にどのような回答を得られたのか集計し、それを分析してどのようなアクションを次に行うのかということが重要になります。
そのアンケートは何のために行うのかを明確にしていなければ、分析後にどのようなアクションを起こすべきなのかという結論に繋がらなく、アンケートそのものが意味をなさなくなってしまいます。そのようなことを避けるためにもアンケートの目的を明確にすることが重要です。

STEP2:調査の対象を決める

調査の目的を明確にした後、誰にアンケートを行うのか、調査の対象を決めていきます。
生活者全般への認知度調査であれば、居住地・未既婚などに特定の条件を設けず、性年代ごとに同数の回答者サンプル数をそろえた方が、社会一般の代表意見を集計しやすく、分析結果から次のアクションに繋げやすくなります。
一方で自社商品やサービスなどの満足度調査などでは、あくまで商品やサービスを利用したことがある人でないと回答が出来ないため、回答者を絞る必要があります。
このように行いたい調査内容によって調査の対象となる回答者は異なるため、調査目的に応じて調査を対象を決めることが重要となります。

STEP3:アンケートの集計期間、方法を決める

調査の対象が決まったら、次は調査にかける期間を決めていきます。
インターネットリサーチサービスを利用すると早くて2日程度で回収できるものもありますが、ハガキを郵送で送ったり、店頭でアンケート用紙に記入してもらう手法を取ったりすると、有効な回収数を確保するために3か月以上といった時間を要するものもあります。
分析を行い、結論を出したい時期から調査手法にかかる時間を逆算して、スケジュールを計算することが重要となります。

STEP4:アンケートの設問を作成する

 (2522)

アンケートの設問を作成する際、設問文と選択肢を作成する必要があります。選択肢は設問タイプと呼ばれ、主に選択式のものと記述式のものに分かれています。

選択式:シングル・マルチ・マトリクスシングル・マトリクスマルチ・マトリクス両側
記述式:フリー(小)(大)・数値入力

シングル:選択肢の中から該当する選択肢を1つだけ選択する形式の設問タイプ
マルチ:選択肢の中から該当する選択肢を複数選択する形式の設問タイプ
マトリクスシングル:項目ごとに該当する選択肢を1つだけ選択する形式の設問タイプ
マトリクスマルチ:項目ごとに該当する選択肢を複数選択する形式の設問タイプ
マトリクス両側:マトリクス形式の設問タイプで表側が両側についており、尺度などを計れる設問タイプ

フリー(小):選択肢内に商品名などを記入できる設問タイプ
フリー(大):意見や感想などフリーアンサーを記入できる設問タイプ
数値入力:数値を入力する設問タイプ。合計値に制限をかけるなども可能

以上のように設問タイプによって特長が異なるので、設問の意図に合わせて適切な設問タイプを選択することが重要になります。

STEP5:アンケートを作成する

設問タイプによる特長を理解したら実際にアンケートを作成していきます。
アンケートを何で作成すれば良いのかは調査の対象がどのようなものになるのかで決めるのをオススメします。
広く生活者の意見を収集し分析したい場合は「インターネットリサーチ」を活用するとよいでしょう。特にセルフ型のサービスであれば大規模なアンケートも短期間で回収することができ、且つ安価に実施することができます。
一方で店舗への来店者などへアンケートを実施したい場合は紙によるアンケートがオススメされます。紙への記入という行為は回答者への負荷が高いものになりますが、直接の呼びかけを行うことで回答率は高くなります。

アンケートを行う方法を考える際、重要なポイントは調査の目的と回答者へのアクセスの可否になります。回答者のアクセスの可否とは自力で回答者にアンケートへの協力をお願い出来るか否かということになります。

インターネットリサーチサービスを利用すれば、回答者への直接のお願いをしなくてもアンケートを回収を行うことが出来ますが、紙によるアンケートやグーグルフォームなどの無料サービスでは、対面または回答者のメールアドレスを知っていなければアンケートを回収することは出来ません。このようにアンケートの目的とともに、回答者にお願い出来るかという点も踏まえてアンケートを作成しなければなりません。

アンケート作成時の注意点

回答者にとってアンケートに答えるというのは生活シーンにおいてなかなか発生しないことなので、受ける負荷は高いものとなります。アンケートを作成する際は、答えてもらうのが当然という立場ではなく、あくまで協力をしてもらっているという立場でいなければなりません。
つまり回答者が答えやすいように配慮されたものを作る必要があり、細心の注意を払うことが前提となります。そのポイントを以下で解説していきます。

設問文は簡潔で分かりやすくする

設問文は出来る限り簡素に分かりやすいものにすると回答者の回答負荷を抑えることが出来ます。設問文に専門用語や難しい表現を多用してしまうと回答を得られなくなったり、途中離脱をする回答者が増えてしまいます。
そのようなことを避けるために設問文は分かりやすさを重視して簡素なものとしましょう。

設問の数はできるだけ少なくする

設問数を抑えることも回答負荷を抑えるためには重要な要素となります。
設問数が増えてしまうと回答を終えるまでの時間が長くなってしまうために早く終えるための不正回答、または途中離脱などが増えてしまいます。より細かい回答を回収したいという気持ちも分かりますが、逆に効果的でないアンケートになってしまうことを防ぐためにも設問数は極力減らすことが重要なポイントとなります。

時系列に沿って設問を配置する

回答負荷を抑えるためには設問の順番も重要な要素になります。設問の順番を意識するうえで何が重要かというと、「時系列」になります。
例えば商品Aの好意度を計りたいときに、
「商品Aを買いたいと思うか?」
「商品Aを知っているか?」
「商品Aをどう思ったか?」
「商品Aを実際に買ったことはあるか?」
という順番にしてしまうと、設問順が整っておらず回答が難しくなってしまいます。

ですので、しっかりと時系列を整えて、
「商品Aを知っているか?」
「商品Aを買いたいと思うか?」
「商品Aを実際に買ったことはあるか?」
「商品Aをどう思ったか?」
上記のように回答しやすい設問の流れを作ることが重要になります。

似ている選択肢を作らない

選択肢に似ているものがあると回答者がどちらの選択肢を選択していいか分からなくなり、途中離脱などが起きやすくなってしまいます。
それを避けるためにも似ている選択肢を入れてはいけません。

選択肢に「その他」がある場合はテキストボックスを設置する

先ず設問の選択肢を作成する際は、用意した選択肢に当てはまらない回答者がいるという想定をしておくことが重要です。そのための対策として「その他」や「当てはまるものはない」などの排他選択肢を入れておくことが必須となります。
ただ排他選択肢への回答が多くなってしまうと有意性のある回答が得られにくくなってしまうため、排他選択肢には自由記述欄を設けてその後の分析がしやすいようにしておくことも効果的な回答を得るポイントになります。

アンケートの種類

Webアンケート

Surveroid(サーベロイド)
https://www.surveroid.jp/

直感操作でアンケートを作成し、全国260万人のモニター会員にアンケートを配信できるWEBアンケートツール。
初期費用、月額費用などは一切発生せず、1問×1人配信を10円で行うことが出来、利用最低料金が1万円と非常に安価な価格設定となっています。
 
オープン調査機能ではアンケート画面URLを発行することが出来、自社会員にメールなどでURLを送付すれば顧客満足度調査などにも利用することが出来ます。
Surveroidのクローズド調査、オープン調査ともにプロが使用している分析ツール「for Analysis」が無料で利用できます。
また各種サポートが充実しており、初めてアンケートを行うという人には特におススメできるツールです。

Creative Survey(クリエイティブサーベイ)
https://jp.creativesurvey.com/

よりビジネスユースに特化しているアンケートツール。
Salesforceと連携していることから、Salesforce上でのアンケート配信が可能となり、クライアント企業の回答結果がリアルタイムでSalesforce上で確認できる機能が追加されました。
デザイン性の高いアンケートを実施されたい方にはぜひおススメできるツールです。

Googleフォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

言わずと知れたGoogleが提供しているアンケートフォームの作成サービスで、無料で使用することが出来、設問数と回答結果の表示数に制限がないことが特徴です。
なお、アンケート配信対象者は自身で集める必要があります。
回答結果はGoogleスプレッドシートに自動集計されるため、データを確認する工数が大きく削減される点がメリットでしょう。
集計・分析をスプレッドシート上で行うため、分析結果が個人の裁量に任されることが難点となります。
 
社内での従業員満足度調査や、イベント会場におけるアンケート実施など、既にアンケートの対象者が明確にいる場合はおススメできるサービスです。

郵送

ハガキなどの裏面にアンケートを記載して自身で得ている個人情報の回答者に対して郵送でアンケートを送る手法になります。回答者が返送する必要があるため回収率は高くありません。
開発段階の商品サンプルを回答者に送付し、使用感などの定性情報を行う際にも利用される手法になります。

対面調査

対面でのインタビュー形式の調査は定性調査と呼ばれています。定性調査はアンケートなどによる定量調査の後に、より意見を深掘りしてヒヤリングするために行われる調査になります。このような調査を行う際には調査会社に依頼することをオススメします。

まとめ

インタビュー作成において最も重要なのは、回答者の回答負荷を抑えることを重視するということです。効果的なアンケートには正確な回答の回収が必須条件であり、そのためには回答者を慮る姿勢が必須となります。

本記事の運営会社はネットリサーチツール「Surveroid(サーベロイド)」もご提供しています。
サーベロイドはWeb上でアンケート作成から集計までをセルフで行えるため、調査費用が抑えられる、業務の負担が減るというメリットがあります。
リサーチをしようと思っている方はぜひ一度サービス内容をご確認いただければと思います。

お問い合わせはこちらから
mail:customer-support@surveroid.jp
TEL:03-6380-0462

ここまで見ていただきありがとうございました!
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栗田(MRJ副編集長) 栗田(MRJ副編集長)