熊本県立大学(元ライオン株式会社) 丸山 教授が語る「 一流企業が考えるオススメのリサーチテーマ」【対談】
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一流企業が考えるオススメのリサーチテーマ
まずはじめに、リサーチが商品開発で単発で何か特効薬的に働くことはありません。
でも会社に仕組みとして導入するときに、Aさんはコンセプトづくりのところでリサーチを、Bさんは最終的な購入意向をリサーチする、といったようにバラバラだと体系的にならないのでどこかで絞ることが大切です。
たとえば発売前のコンセプト調査(CP調査)を必ずやろう、と決めていろんなジャンルで何年もやることでものさしとノーム(基準)ができて繋がります。
パッケージが大事な業界だとパッケージは絶対にどのジャンルでも全部やる、というのもいいです。
そういうようにバラバラでやるよりもどこか1つ決めてやることをオススメします。
また、製品やサービスだけではなく、U&Aと呼ばれる使用実態調査も有効的です。
データを時系列で並べると変化が見えきますし、消費者の仮説を作って商品のアイデアが出ていたので「消費者理解」に繋がります。
マーケティングリサーチを使って商品開発やサービス開発をやる上では大事なポイントです。
でも会社に仕組みとして導入するときに、Aさんはコンセプトづくりのところでリサーチを、Bさんは最終的な購入意向をリサーチする、といったようにバラバラだと体系的にならないのでどこかで絞ることが大切です。
たとえば発売前のコンセプト調査(CP調査)を必ずやろう、と決めていろんなジャンルで何年もやることでものさしとノーム(基準)ができて繋がります。
パッケージが大事な業界だとパッケージは絶対にどのジャンルでも全部やる、というのもいいです。
そういうようにバラバラでやるよりもどこか1つ決めてやることをオススメします。
また、製品やサービスだけではなく、U&Aと呼ばれる使用実態調査も有効的です。
データを時系列で並べると変化が見えきますし、消費者の仮説を作って商品のアイデアが出ていたので「消費者理解」に繋がります。
マーケティングリサーチを使って商品開発やサービス開発をやる上では大事なポイントです。
マーケティングリサーチの雑学
リサーチをやった結果、中間くらいの点を取ったのでノームはクリアしました、という商品があった場合、あとはパッケージでなんとかすればいい、といように思うのは甘い考えです。
たとえ平均点を超えてノームもクリアしたとしても、「ポイントはここだよね」と確かなものまで追い詰めないと期待は外れるし不安は当たります。
マーケティングだけではなく仕事全般にも当てはまると思いますが、「ちょっと不安だな」と思うことがあるとその不安は残さず、リサーチをもう一度実施するのもいいですし、リサーチ結果を踏まえてデザインやパッケージを変更するのもいいですし、少し立ち止まって自分の中で納得するまでもっていきましょう。
たとえ平均点を超えてノームもクリアしたとしても、「ポイントはここだよね」と確かなものまで追い詰めないと期待は外れるし不安は当たります。
マーケティングだけではなく仕事全般にも当てはまると思いますが、「ちょっと不安だな」と思うことがあるとその不安は残さず、リサーチをもう一度実施するのもいいですし、リサーチ結果を踏まえてデザインやパッケージを変更するのもいいですし、少し立ち止まって自分の中で納得するまでもっていきましょう。
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