タイトなスケジュールで進むことが多いPR業務。
「手軽」にできるサーベロイドには、安心感があります。
コーポレートコミュニケーション部門 広報部 丸野様
消臭芳香剤「消臭力」、防虫剤「ムシューダ」、除湿剤「ドライペット」など、複数のブランドで高いマーケットシェアを占めるエステー株式会社様。 本日は広報部の丸野様にお話しを伺いました。
リサーチによって、世の中の関心事や生活者の課題を把握することで、発信する情報に説得力が生まれます。
丸野様の業務内容を教えてください。
私は、「広報部」に所属していて、各部署と連携を取りながら、日々、様々なステークホルダー様への情報発信をしています。部署の業務内容としては、メディア対応やホームページ・SNSなどの運用、IR、ミュージカルの文化支援活動まで幅広い役割があります。
その中で、私の担当は、製品PR、ホームページの運用、そしてオウンドメディア「くらしにプラス」(生活者向けの情報サイト)のコンテンツ制作などです。
サーベロイドは、どのような場面で使用されていますか?
サーベロイドは、製品PRや、オウンドメディアのコンテンツ制作で活用しています。
具体的には、弊社では、製品PRとオウンドメディアが連動して情報発信するように取り組んでいます。リサーチによって、世の中の関心事や生活者の課題を把握したうえで、その解決策として製品のPRを発信することで、生活者の共感が生まれるため、情報に説得力が生まれます。
そのためには、リサーチ前に、PRストーリーを組み立て、「こういうデータが取れれば、このような発信ができる」と仮説を立ててリサーチをすることが重要だと考えています。特に、現在は、コロナ禍で生活者のニーズやライフスタイルが変化しているので、尚更、リサーチが必要になっています。
最近の具体的な活用事例はありますか?
昨年は、弊社の「MoriLabo 花粉バリアスティック」の企業向けの商品をPRするため、「花粉症によって仕事の生産性が下がっている人がどのくらいいるのか?」というリサーチを行い、そのデータに基づいた情報発信を行った結果、多数のメディアにも取り上げてもらうことができました。
タイトなスケジュールで進むことが多いPR業務。「手軽」にできるサーベロイドには、安心感があります。
サーベロイドを導入した経緯を教えてください。
弊社がサーベロイドを導入する前は、広報部では現在のようなリサーチはあまり行っていませんでした。ちょうど、オウンドメディア「くらしにプラス」の企画を検討している中で、外部パートナーから紹介を受け、使い始めるようになりました。
はじめて利用したのは「防虫剤」のPRに関するリサーチでした。当時、生活者のライフスタイルが変化し、若年層において、防虫剤の購入のきっかけになる「衣替え」の意識が薄れていることが課題となっていました。そこで、当時ブームになっていた「整理収納」を切り口にした生活者の実態調査を行い、それをもとにコンテンツを制作しました。
サーベロイドの魅力を教えてください。
サーベロイドは、「手軽」にリサーチできることが魅力です。PR業務は、タイトなスケジュールで進めることが多いのですが、「この日まで調査データを取らなければいけない」というときに、アンケートを入力してからデータ回収までを含めて2~3日でできるため、すぐに回収できるという安心感があります。操作画面も感覚的に選択できるので、はじめてでも使うことができました。また、大規模なリサーチでなくても、「これとこれだけやってみよう」というときにも、手軽にできるのが良いところです。
「手軽さ」以外に、サーベロイドを利用しているメリットはありますか?
セルフ型ツールの場合、「わからないときに、フォローしてくれる人がいない」という不安があります。調査会社にお願いする場合には、相談しながら進めることができると思うのですが、セルフ型の場合はそれができません。しかし、サーベロイドでは、カスタマーサポートに電話をすると、その場で丁寧に教えてもらえました。リサーチの専門家ではないので、「この聞き方でデータが取れるか?」や「設問の流れに矛盾があるのでは?」などの不安な点を相談できることは安心します。
今後、サーベロイドに期待する機能やサービスはありますか?
リサーチ後に「集計ツール」を使うのですが、十分に使いこなせていないと感じています。エクセルに落として、グラフを作っていますが、画面でグラフを表示して、そのまま他部署に共有できるようになると、もっと使い勝手が良いと思います。PR業務は、様々な部署と一緒に仕事を進めていくことが多いので、アンケートのアウトプットも手軽に共有できるようになると嬉しいです。
今後、今までにない新規カテゴリーを発信する際にもPRは重要になります。コロナ禍で変化も著しい時期なので、ますますリサーチが有効になると考えています。