学生にも優しい料金体系と生活者の実態を簡単に把握できるアンケートツール
アンケートが必要になった背景を教えてください。
卒業論文執筆のためにアンケートが必要になりました。
研究テーマは老後資金に関するもので、幅広い年代に対して実態把握をしたかったので、多くの人にアンケートを実施できるネットリサーチを行うことになりました。
調査目的を教えてください。
この研究をしようと思ったきっかけは、会計事務所に勤める母の話を聞いたことにあります。
老後のためにお金を貯めることの大切さは誰もが理解していると思いますが、実態として貯蓄が出来ている人は少ないという話を聞きました。
そこで、貯蓄の大切さを理解しているにもかかわらず、貯蓄ができない人が多いのはなぜか、貯蓄ができる人とできない人の行動などに差があるのかなどの様々な切り口から仮説を立て実態把握をするのが目的となります。
サーベロイドを利用する前の印象を教えてください。
過去の文献を探していた際に、サーベロイドという名前がいくつか掲載されていた事と、先生からもサーベロイドというツールの存在を教えてもらい信頼できそうだと思いました。
サーベロイドを選んだ理由を教えてください。
アンケートを実施するにあたって、この機能がないといけないという必須条件は特になく、自分自身が工夫して使いこなすことができるツールであれば良いと思っていました。
実際に操作画面を確認すると、わかりやすいフォーマット、シンプルな見た目、聞き方にも自由度があったことから、被験者の負担を減らせそうだと思い利用を決めました。
また、自費で調査をするため料金体系もわかりやすく安心しました。
実際に利用してみた感想を教えてください。
①使いやすいフォーマット
アンケート画面は手間をかけず感覚的に作ることができました。
少し困ったのは、金額を数値で聞く質問で○○円なのか○○万円なのか、単位の付け方がわからず結果で出てきた数字の解釈が難しかったことです。
金額の表記がぶれたのはしっかり質問内容を見ていないのか、それともそもそも生活費がいくらなのかわかっていないからなのか、などと推測しました。
②聞き方（答え方）の自由度
設問形式が複数あるというのは私の中で重視していた箇所で、ホームページを見た時点でいいなと思ったところです。
回答者に対して負担がかからないような形式を選択できるのは良かったです。
③シンプルな見た目
作成側ではなく回答側から見た視点のことなのですが、回答画面をプレビューで見たときに、配色が雑然としていない、色調が被って見づらいなどがなく、余計なものがない回答に専念できるデザインが良かったです。
回答結果の解釈で難しいところはありましたか？
選択肢に「何もしていない」という選択肢を入れていましたが、排他選択肢の機能（特定の選択肢を選べないようにする）を使いそびれて、矛盾回答がいくつかあったためデータの解釈に困りました。
ですが、そのような矛盾回答含め結果として受け止めたかったので、このまま論文執筆に取り掛かります。
仮説通りの結果となりましたか？
実際に回答データを見てみると、仮説通りの結果もあれば本当にそうなのか？と疑わしいものもありましたが、今回の調査における結果なので特異性の一つだと理解しました。
使えないデータが多すぎるのはもちろん困りますが、回答データは様々な視点から分析をしたかったので、結果に対して不満はありません。
また、私の場合実態がどういうものかを把握したいという目的もあったので、仮説通りにならなくても良いと思っていました。
意図しない回答に関しては、自分の設計に問題があったのかもしれない、質問の内容がよくわかっていない人（不詳者）が一定数いたのかもしれない（＝そもそもそれが問題）と捉えることもでき、改善・提言のしようがあると思います。
結果をもとにこちらが想定していなかった挙動の原因を突き止め、次につなげられたら良いと思います。
アンケートを実施する上で気を付けていたことはありますか？
アンケートを実施する上で、消費者の実態をフラットに把握したいという目的があったため、「恣意的なものにしない」ということに気を付けていました。
仮説通りの模範回答ばかりであれば、誘導的な設問だったと捉えられることもあるでしょう。
また、回答傾向（どういうぶれ方をするのか）も知りたいポイントだったので、結果をそのまま報告しようと思います。
サーベロイドをオススメできるポイントはありますか？
今回の調査では幅広い年代に対してアンケートを実施したかったので、対象の年代に絞りこんで回答を集める事ができる点が良いと思いました。
性年代で回収数の設定もできるので、対象者の調整が必要な方にオススメです。
また、登録段階から利用者の疑問を解消しようとする気配りや、問い合わせ対応の際の細やかな解説に至るまで、サポート面もまたサーベロイドにとって欠かせない魅力であったと感じました。
インタビューにご協力頂きありがとうございました！