年末年始「節約を意識した」人は6割!消費者心理からお金の使い道まで徹底調査

19 2023.01

自主調査

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年末年始の購買意識に関する調査

調査概要

調査実施会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ
実施期間:2023年1月10日(火)~2023年1月11日(水)
対象者:20~69歳/男女/全国
有効回答数:500人
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツールSurveroidを利用)

設問項目

Q.年末年始にどのようなことにお金を使いましたか。あてはまるものを全てお選び下さい。
Q.年末年始の出費に関して、状況や心情に近いものをお選びください。
Q.下記場面における、あなたの節約に対する意識を教えて下さい。
Q.年始に百貨店に行きましたか。行った方は何にお金を使ったか教えて下さい。
Q.百貨店の初売りにおいて、福袋以外で購入したカテゴリについてあてはまるものを全てお選び下さい。
Q.あなたは、年末年始に福袋を購入しましたか。あてはまるものを全てお選び下さい。
Q.福袋をネット予約せずに現地まで行って購入した理由についてあてはまるものを全てお選び下さい。
Q.福袋をネットで予約して購入した理由についてあてはまるものを全てお選び下さい。
Q.福袋を購入した理由は何ですか。あてはまるものを全てお選び下さい。
Q.福袋で購入したカテゴリについてあてはまるものを全てお選び下さい。

調査データの無料提供

今回調査したデータは無料配布を行っております。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお、本調査を転載・ご利用の際は、「セルフ型アンケートツール「Surveroid(https://surveroid.jp/)調べ」の記載をお願いいたします。
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調査結果

「物価高が年末年始の出費に影響した」と4割が回答

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年末年始の出費に関して、「物価高の影響を受けた」と回答した人が42.0%という結果になりました。
また、「お金を使いたくないと思っていた」と回答した人が34.6%という結果から、コロナ規制がない年末年始でしたが出費は抑えたいという心理状態だったことがうかがえます。
一方で「普段の生活より出費が多かった」と回答した人が42.4%に上り、気持ちとは裏腹にお金を使っていたということがわかりました。

年末年始は節約意識が薄れる傾向に

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普段の生活と年末年始の節約に対する意識を聴取したところ、年末年始の節約意識は普段に比べ17%低い結果になりました。出費を抑えたいがお金を使ったという要因の一つに、節約への意識が少し下がったということが考えられます。しかしながら、年末年始においても2人に1人は節約を意識していたという結果になり、消費行動にはシビアな状況だったことがわかりました。

「家での食費」が主な出費要因に。”年末年始くらいは贅沢したい”という消費者心理

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それでは、年末年始はどのようなことにお金を使っていたのでしょうか。
最も多かったのは「家での食費(クリスマス・大晦日・お正月料理など(59.0%))」となり、次いで「外食費(34.2%)」「お年玉(34.0%)」となりました。
また、「年末年始くらいは贅沢をしたい」と思っている属性において、出費の主な要因となった「家での食費」が全体より15%高くなっており、家での食事でプチ贅沢をした家庭が多かったのではないかと考えられます。

百貨店の売上は「福袋以外の買い物」が半数以上!2人に1人が「菓子類の食品」を購入

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年末年始の出費状況に関連して、百貨店での購買行動についても聴取しました。
年始に百貨店に行った人は全体の2割となり、お金の使い道は「福袋以外の買い物(58.2%)」が最も多く、次いで「レストランでの食事(51.0%)」「福袋(37.8%)」という結果になりました。
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百貨店の主な売上要因となった「福袋以外の買い物」について、どのようなものを購入したのか聴取をしたところ、最も多かったのは「食品(お菓子・パン・スイーツなど)(57.9%)」、次いで「食品(生鮮食品・調味料など)(47.4%)」「飲料(コーヒー・紅茶など)(40.4%)」「衣類(トップス・ボトムスなど)(40.4%)」となり、購入カテゴリの上位を飲食物が占めるという結果になりました。

福袋購入者は全体の2割。購入手段はリアルとネットでほぼ同率

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お正月の風物詩である福袋についても聴取をしました。福袋購入者は全体の2割となり、購入方法は「現地で買う派」が11.2%に対し「ネットで予約派」が10.4%となり、ほぼ同率という結果でした。
また、福袋の購入者は若年層が多い傾向にあることから、今後ますますネット予約需要が増え買い物のスタイルが変化ていくのではないでしょうか。
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福袋の現地購入理由は「福袋を買いに行くこと自体が楽しいから」がトップ!

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福袋を現地で購入する理由について聴取したところ、最も多かったのは「福袋を買いに行くこと自体が楽しいから(53.6%)」、次いで「買う予定はなかったが実際に見ると購入したくなったから(35.7%)」となり、お正月特有の高揚感や楽しさを現地で感じることで、購買意欲が高まるのではないかと考えられます。

福袋のネット予約理由は「確実にゲットしたいから」がトップ!

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福袋をネット予約をして購入した理由について聴取したところ、最も多かったのは「確実にゲットしたいから(50.0%)」となり、次いで「混雑を避けたかったから(44.2%)」「人混みに行きたくなかったから(42.3%)」という結果になりました。

福袋の購入理由は「お得に購入できるから」がトップ!

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福袋を購入する理由について聴取したところ、最も多かったのは「お得に購買できるから(49.5%)」、次いで「ドキドキやワクワク感があるから(38.9%)」「年末年始の恒例行事だから(31.6%)」という結果になりました。
多様化する福袋ですが、購入理由としては昔から変わらないものがあるように感じます。

購入手段で人気商品が逆転!「食品・衣類」の福袋人気は変わらず。

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福袋で購入したカテゴリについて聴取したところ、食品と衣類が上位にランクインする結果となりました。また、現地購入とネット予約購入に分けて購入カテゴリを確認すると、現地は食品、ネット予約は衣類が人気商品ということがわかりました。

セルフでネットリサーチをしよう!

今回の年末年始関する調査は、『アンケート作成~配信~集計』といった一連のリサーチプロセスを全てご自身で実施いただける「Surveroid(サーベロイド)」を使って実施しました。
独自の調査レポートをPRリリースし、自社サービスの認知拡大などに活用することが可能です。
コストや時間を圧縮しながらアンケート回答パネルに対して調査が出来ますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。
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