新商品「和だし飲料」に関する意識調査

22 2022.07

自主調査

はじめに

2020年10月に日本コカ・コーラ株式会社から、キッコーマン株式会社監修の新しいカテゴリーの飲料が発売されました。その名も、和だし飲料「GO:GOOD ゴクっ!と旨い和だし」。
今回は、この新商品における発売約1カ月後の認知率、購入経験などについて調査しています。

また、調査結果データは無料で配布しています。データをもとにクロス集計などもご自由に行っていただくことができますので、ご希望者は当記事下部のフォームより必要事項をご入力ください。

調査概要

株式会社マーケティングアプリケーションズ(本社:東京都千代田区 代表取締役:萩野郁夫)は、全国20歳~69歳の男女を対象として、新商品「GO:GOOD ゴクっ!と旨い和だし」に関する認知率、購入経験等を調査しました。

対象者:全国の20~69歳、男女
有効サンプル数:1000サンプル(性年代別均等割付)
調査期間:2020/11/05~11/07
調査方法:セルフ型ネットリサーチASP「Surveroid(サーベロイド)」を使用

調査項目

・認知
・購入意向
・購入意向の理由

調査結果

新商品「GO:GOOD ゴクっ!と旨い和だし」とは

「GO:GOOD ゴクっ!と旨い和だし」は2020年10月に、キッコーマン株式会社監修のもと、「そのまま飲める和だし飲料」として新発売されました。世界でも注目の「だし」をベースに、厳選されたかつお・昆布・あごのエキスによって、だし本来の味わいと香りを引き立たせながらも、飲料として飽きがくることのないすっきりとした味わいが特長の商品です。また、直接飲めるだけでなくそのままお料理にもおいしく使っていただけるなど、幅広い用途も魅力の1つです。
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発売約1か月後の商品認知率は12%、購入経験は5%

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今回調査した中で、新商品の認知率は全体で12%を占めました。性年代別に見ると、男性の方が女性に比べて認知率が高い傾向があり、また若年層の方が高齢層に比べて認知率が高いという結果になりました。最も認知率が高かったのは20代男性で全体よりも10pt以上高くなっております。

また、購入経験は全体で5%、30代男性が14%と最も高くなっています。

購入意向ありは全体の23%。「今までにないユニークさ」や「健康意識」が消費者に刺さる

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新商品の購入意向有(TOP2計)は全体で23%でした。性年代別に見ると、前述のマーケット浸透同様、男性の方が女性に比べて購入意向が高い傾向で、若年層の方が高齢層に比べて高い傾向となっています。最も購入意向が高かったのは30代男性(38%)、次いで20代女性(36%)、20代男性(34%)という結果でした。

購入意向理由をフリーアンサーで聞いたところ、購入意向有の方は、「今までにないユニークなコンセプト」であること、「食欲がない時」や「寒い日」などに体によさそう、という回答がありました。
一方で、購入意向無しの方からは、「飲むシチュエーションが分からない」や、「出汁を飲む習慣がない」といった理由が挙げられました。

「決定木分析」で使って、購入意向有無の属性を分析

続いて、「決定木分析」というデータマイニング手法を使い、どのような消費者属性によって購入意向が分かれるかを分析しました。

※「決定木分析」とは、木構造によって分類、回帰を行う分析手法の一つです。アンケート結果などにおいて従属変数に影響を与える説明変数を特定し、木の形状で表現する分析手法です。今回の例で言うと、上記で触れた商品認知や購入経験などに、どの消費者属性が影響しているかを下図のように探っていきます。(各種消費者属性についてもアンケート内で聴取しています。)
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分析の結果、判別するための影響度が高い変数は「世帯年収」、「性年代」であることが分かりました。
また、今回の調査データから、「世帯年収600万以上かつ20代男女・30代男性(n=78)」という層が、他の層より購入意向が高いことがわかりました。(全体の購入意向が23%に対し、この層は53%まで向上しました。)

※分析に使用した変数
・性別
・年代
・性年代
・未既婚
・有職・無職(あなた・配偶者)
・同居家族
・世帯年収
・通勤・通学の手段
・ライフステージ ※「決定木」ファイルの「図」シートに詳細記載しております。

データダウンロードについて

調査結果のデータ(ローデータ、レイアウトデータ、クロス集計表、FAリスト)は無料で配布しています。
ご希望の方は、下記メールアドレス にお問合せください。
 
調査データ請求連絡先:customer-support@surveroid.jp
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