純粋想起と助成想起の違いとは?用語の意味から適切な使い分けまで解説

30 2024.01

マーケティングリサーチ用語集

こんにちは、セルフ型アンケート作成ツール「Surveroid(サーベロイド)を運営する、マーケティングリサーチジャーナル編集長の高橋です。この記事では、いずれも認知を聴取する際の指標である純粋想起助成想起の違いについて解説しています。
 
アンケートを行う際など、純粋想起と助成想起は何が違うのという疑問は多くの人が抱くと事だと思います。
その疑問が解決できる記事となれば幸いです。ぜひご覧ください!
純粋想起と助成想起の違いとは?用語の意味から適切な使い分けまで解説

純粋想起とは

例えばある商品カテゴリにおけるブランドの認知度を知りたい場合、パッケージ画像などのヒントを一切与えずにブランド名を挙げてもらうことを純粋想起と言います。
例えば、「車と言えば真っ先に何の車種が思い浮かびますか?」といったような聞き方をすることが多く、アンケートでは下記のような自由記述欄を用います。
 
ブランド再生と呼ばれることもあり、下記で解説する助成想起よりも認知の程度が高く、より購入に結び付くものとされます。
純粋想起の質問例

純粋想起の質問例


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助成想起とは

ブランド名を提示した上でそのブランドを認知していることを助成想起と言います。
例えば様々な車種名を表示し、知っているモノだけ選択してくださいというのが助成想起にあたります。
 
助成想起はブランド再認と呼ばれることもあります。

アンケートで助成想起を聴取する場合は、以下のように選択式の設問を用意します。
上の純粋想起の設問ではアクアと答えられなくても、アクアという車種を見れば「知ってる!」となることってありますよね?
これが助成想起です。
助成想起の質問例

助成想起の質問例

純粋想起と助成想起のどちらがいいの?

純粋想起助成想起においてどちらが良いのかということは一概には言えるものではありません。
ただ、ヒントを与えられていない分、一般的に純粋想起助成想起よりも強い記憶です。
 
例で出したような車などの高級品はそもそも純粋想起で出て来ない限り消費者の購入の候補とならないため、純粋想起が重要となります。反対にお菓子やジュースなど、比較的値段の安い商品において純粋想起はさほど重視されず、助成想起が重要となることが多いです。
扱う商品カテゴリによってどちらが重要なのか考えましょう。

なお、このように純粋想起、助成想起をはじめとして、アンケートでは気を付けるべきお作法がいくつかあります。良いアンケート設問を作るためのお作法をまとめた資料は下記から無料配布しています。理想的な設問順や、タイトルのつけ方など知っているだけでアンケートのクオリティが上がること間違いなし!ぜひダウンロードしてご覧ください。

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