2020年12月3日 更新

アンケートには意味がない?マーケティングリサーチ不要論に物申す。

スティーブジョブズが発信したとされるマーケティングリサーチ不要論。調査会社の立場からアンケートの持つ本当の意味について考えます。アンケートは正しく使うことが重要、では正しいアンケートの行い方とは?

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こんにちは、マーケティングリサーチジャーナル編集長の高橋です。スティーブジョブズが発信したとされるマーケティングリサーチ不要論。この記事ではマーケテイングリサーチ不要論について、調査会社の立場から考えを発信しています。 

道具はうまく使うのが重要。うまく使えなければ無駄な出費になってしまいます。
アンケートを企画されている方や日頃からアンケートを行っている方はぜひご一読下さい。

1、 アンケートって本当に意味がないの?

アンケート調査には意味がない。インターネットの記事を見ているとそのような論説を目にすることがあります。
本当にそうでしょうか?
まず私のスタンスを明らかにすると、アンケート調査に意味がないといういわゆる「マーケティングリサーチ不要論」は極論だと考えています。

マーケティングリサーチは「道具」です。包丁は食材を切るために使いますが、(極端ですが)人を傷つけるためにも使えてしまいます。道具を扱う上で最も大事なことは「正しく」使うことです。

マーケティングリサーチ、アンケートも正しく使えば大きな価値をもたらしてくれると私は考えています。
そこで、本日はマーケティングリサーチ不要論に対する私の意見を述べてみたいと思います。

まずはその前にマーケティングリサーチ不要論について簡単に確認してみましょう。

2、マーケティングリサーチ不要論とは?

アップルの創業者であるかのスティーブ・ジョブズは以下のように言ったとされます。
「消費者は自分の欲しいものを分かっていないから、彼らに何が必要か聞いても意味がない」
 
これと合わせてよく耳にすることとして、自動車会社フォードモーターの創業者であるヘンリー・フォードも以下のように言ったとされます。
「もし顧客に、彼らが何を欲しいか聞いていたらもっと早く走る馬と回答していただろう。」
 
確かにその通りです。車がまだない時代において車が欲しいとは考えません。
または2000年代前半に戻って、街行く人にどんな携帯電話が欲しいかと聞けば、より早くインターネットにアクセス出来て、よりオシャレなガラケーが欲しいと答えていたでしょう。
 
これらが世の中で囁かれるマーケティングリサーチ不要論、アンケート不要論です。
こう考えてみると確かにアンケート調査には意味がないという意見も、一つの筋の通った意見という気もします。
 
しかし、私の意見としてはやはりマーケティングリサーチ不要論は言い過ぎ、つまり極論だと考えています。
例えば日系の消費財メーカーであれば年間を通じて莫大なアンケート調査を行っています。
そのすべてに意味がないなんてこと、有り得ないですよね。
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3、 アンケートは正しく行ってこそ意味がある

世の中には多くの調査手法があります。定量調査と定性調査という大きな分類があり、定量調査であればアンケート調査や会場調査(CLT)、定性調査であればデプスインタビューやグループインタビューなどがあります。

インタビューでは少数の人に対して会話を通じながら深層心理を把握することが可能です。そうすることで通常で発見の難しいインサイトを獲得できたり、仮説を見つけることができます。

或いはインターネット上でのアンケートであればスピーディーに多くの消費者の意見を集められる点が魅力です。インターネットを通じて全国にアンケートを配信することが可能なため、街頭調査ではまず出会えないような希少なサンプルに出会えることも魅力です。特にセルフ型ツールを使用した際であれば圧倒的な安さが魅力となります。わずか2~3万円でパッと消費者の声を聞けるので日々の業務において多くのニーズがあるでしょう。

しかし、アンケートは消費者のどんな意見も集められる無敵のツールではありません。
ガラケーしか知らない人に、どんな携帯電話が欲しいかと聞いてiPhoneと回答する人はいません。
iPhoneと回答できる人がいるならば、もはやそれはスティーブジョブズです。


ただ、アンケートでガラケーの不満点を聞けば「画面が小さいこと」「インターネット接続が重いこと」など多くの意見が得られる可能性はあります。
そこから、メーカー側はより大きな画面で早くインターネットに接続できる携帯電話を作ろうという着想に至るかもしれませんし、キーボードを画面内に収めてしまおうというアイデアが生まれるかもしれません。

さらに、そのアイデアは本当に消費者にとって受容性があるのかをアンケート調査を用いて確認することもできます。アンケート調査は適したタイミング、適切な使用法で使用すればその真価を発揮できます。

4、マーケティングリサーチは不要ではない

マーケティングリサーチはマーケティング活動をよりよく回すための「道具」です。取扱説明書をよく読み使用法をきっちり理解することができれば、消費者の声を聞くツールとして、私たちの力になってくれるはずです。少なくとも私は、スティーブ・ジョブズのようにマーケティングリサーチ抜きで素晴らしい商品を作れそうにはないので、その力に頼りたいと思っています。

その上ではいかにアンケートを上手に作るかがコツになってきますが、それは以下の記事で詳しく解説しています。

アンートの作り方のコツはこちら

皆さんもぜひ、うまくアンケートや各種調査をうまく使いこなしていただければと思います!

5、アンケートはサーベロイドで

最後にはなりますが、当社のアンケートツールをご紹介させて下さい。アンケートの魅力は安く早く大量サンプルの意見が獲得できる点です。
 
当社のサーベロイドはアンケート実施から平均2日、平均単価3万円で回収が完了するため、施策の実施において最も重要である「スピード」に影響をせずに効果測定をし、PDCAを高速回転させることが可能です。

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それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
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高橋(MRJ編集長) 高橋(MRJ編集長)